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「9.98秒!! 10秒の壁ってすごいの? すごくないの?。」

  • 執筆者の写真: Akira Moriyama
    Akira Moriyama
  • 2017年9月10日
  • 読了時間: 2分

男子100m、桐生祥秀がついについに10秒の壁を破りました。

親になった気分でなのか、めちゃくちゃ嬉しいです!

正直言うと、10秒の壁を破るのは、桐生ではなく18歳と若いサニブラウン辺りかな・・なんて思っていました。すみません。

何せ、桐生は12年(高校2年)に100メートルで18歳未満の当時世界最高の10秒19、13年に10秒01とあまりにも素晴らしいデビューだったのに、ここにきてもう伸び代はなくなったのでは?・・そして、ケンブリッジ、山縣、飯塚、そしてサニブラウンなどのすごい選手の台頭に埋もれてしまった感があったからです。良かった良かった。ただ、すぐにサニブラウン辺りがこの記録を破ることでしょう。きっと。

日本人的には超〜素晴らしく、歴史的なことに間違いありません。しかし、世界的に見ると「10秒の壁」を破ることは偉大な選手の証明でしたが、ここに来て珍しくなく、それほど大したことではなくなったようです。何せ、桐生で125人目の「10秒の壁」だったわけです。正に「大したことない」とも言えるようです。

1968年に世界で初めて9秒台を出してから49年が経ちました。その時はストップウォッチでの手動計測だったらしく、ちょっと怪しいのだとか・・。そして電動計測として83年、初めて10秒の壁を破ったのは、私たちにおなじみのあのカール・ルイス(9.97秒)でした。素晴らしい!

9秒台を記録した選手は、ほとんどがアフリカ系の黒人選手にルーツを持つ選手です。しかも、DNAを調べると、細かくそのエリア(部族)が特定できるそうで、南米のそのルーツを持つ町では、ほとんどの人が、めちゃくちゃ足が速いそうです。

そんな中、日本人はよく頑張っています。短距離走ではほとんど黒人系の選手の中、黄色人種である日本人だけが混じっていることがよくあります。確かに上位に行くにはなかなか難しいものがありますが、それでも日本人は短距離走が得意な部類だと言えるでしょう。ましてや、リレーなど走るだけじゃなく、細かい技術が入ってくると、リオのオリンピックでもわかる通り、待ってました日本人のお家芸的になるわけですね。

いや〜桐生祥秀、9.98秒・・良かった良かった。

おめでとう!

 
 
 

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