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白血病で第二の水泳人生の始まりだ!

  • 執筆者の写真: Akira Moriyama
    Akira Moriyama
  • 2021年3月19日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年10月14日


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池江璃花子が2019年2月に白血病を発覚してから、わずか2年で帰ってきました。

50m自由形で復帰後初の表彰台(銀メダル)といった結果を出しました。なんと素晴らしい!そして得意の50mバタフライでは復帰後初優勝!

復帰後は「2024年のパリ五輪を目指す」と言っていたけど、その実力は東京五輪にも出る勢いです。

彼女はとにかく負けず嫌いです。スポーツ選手には不可欠な負けず嫌いはここでも発揮して、昔でいえば不治の病だった白血病をも蹴散らし戻ってきました。

白血病はその昔、夏目雅子(27歳)の死で有名になった気がしますが、その後も本田美奈子(38歳)など若い人が何人も惜しまれて亡くなっています。(渡辺謙のように復活してる人ももちろんいます)子供から年配者までかかる血液の癌で、日本では年間8000人以上がその犠牲になっているようです。

そんな18歳と若い池江璃花子も白血病が発覚し、みるみる体力、筋力、そして気力までも落ちていきました。激しい吐き気を伴う抗がん剤治療との戦いで、死んだ方がマシとまで思ったらしいですが「大丈、大丈夫、いつか終わる・・」と自分を励まし続けたというから素晴らしいですね。そして、10ヶ月後、退院しトレーニングを始めました。

ここで池江は、今まで「当たり前」に泳げていたことができなくなり「当たり前」がいかに幸せかを気づかせてくれたと語っています。今まで勢いとその天性の実力で、アジア大会史上初の6冠を達成し、大会MVPにも輝いています。しかし、そのプレッシャーや泳ぐという意味合いなど、一度リセットすることができ、冷静に立ち止まって考えることができたといいます。まさにピンチをチャンスに・・な訳ですね。

そして退院から3ヶ月後に、なんと406日ぶりにプールに入ることを許され、生まれ変わった第二の水泳人生が始まった訳です。まだ20歳とは思えないくらいの貫禄と受け答え、まあ色んな人生があるとは言え、自分の20歳の頃と比べても・・まあ意味はありませんですわ。

池江は姉と兄と影響で3歳から水泳を始め、なんと5歳でクロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライを泳いだそうです。私の息子もプール教室に通わせましたが、そんな子は見たことありません。やっぱり最初から凄かったんですね。(因みに、お兄ちゃんと一緒に国体にも出場したんだとか・・なんともまあ凄い兄弟です。)

そこで凡人が思う事は「親の顔を見てみたい!」・・調べてみました。母は元陸上選手、父は元航空自衛隊、身長190cmで結構凄腕のパイロットだったとか。とにかく2人とも幼児教育に熱心でどちらも凄い人のようですよ。(ググればどちらも顔が見れますよ)

まあ、競技人生まだまだ7〜8年はあると思うので、あん時入院して「むしろよかった」ってな具合になって欲しいですね。

池江璃花子選手がんばってくださいね。


池江 璃花子

Rikako Ikee

水泳選手

2000年7月4日生 171cm A型

更新日:’21.3/19


 
 
 

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