「腰が低い宮藤官九郎には、姉が2人」
- Akira Moriyama
- 2020年7月25日
- 読了時間: 2分

2年前、初めて宮藤官九郎のラジオを聞きました。ちょっとダミ声でちょっとふざけた男・・でもなんだか面白く、一発でファンになりました。しかし、なんて腰が低くいんでしょう。言葉の始まりはいつも「どうもすみません」と低い低い。
あの国民的大ヒットした「あまちゃん」や、NHK大河ドラマ「いだてん」の脚本を手がけ、俳優、映画監督、ミュージシャン、受賞歴も数知れず・・そんなビッグな有名人なのに、高飛車なところがまるで見当たらず、どこまでも自然体で、ちょっとだけふざけた男なんです。
確固たる地位があるからなのか、言いたいことを言っても面白いことを言ってもどこか説得力があるし、カッコつけない喋り方が体にス〜と入ってきます。面白おかしくって、聞いていてとっても親近感があるし、心地いいんです。
いいですねークドカン。
実は、あんなに話題になった「あまちゃん」も、去年のNHK大河ドラマ「いだてん」も見ていません。それから過去の映画もドラマも意識しては見てないし、多分見てはいないのだろうと思います。
そう思って、先日小説だけでもと思い、ここでもちょっとふざけたタイトルだな〜と思いながら「きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)」を読みました。
小説じゃないじゃん!?本人のバンカラな男子高校時代の自叙伝のような、下ネタ満載の内容で、多分男子高校生くらいが喜んで読むようなハチャメチャな青春エッセー本でした。まあ私にも面白かったですけど・・。
しかし、どこまでが本当なのかはわからないけど(多分9割は事実のような!?)クドカンは、オールナイトニッポンのビートたけしに憧れ、ハガキ職人として日々おもしろネタを考え投稿し、たけし軍団に入ることだけを考えていた高校時代、サスガ!やるときはやる男だったみたいですね。
それからクドカンは、年の離れた姉が2人いるようですが、私も姉が2人います。男の私から見て、女の「きょうだい」がいる人とは話が合う気がするし、普通の話でも説得力があるように思います。多分男女のバランス感覚が子供の頃から養われてきたせいじゃないでしょうかね。何かが自然体で、接し方が優しくなる気がします。(ちなみに、クドカンの家庭はお父さんが単身赴任で、女性に囲まれて育ったみたいですね。)
だからか私は、女性と・・・まあおばちゃんが一番かな?と話することは全く苦にならない、むしろ「喜んで・・」といった性格になってしまったように思っています。
宮藤官九郎・・・自然体で、才能溢れた、ちょっとふざけた男・・・これからも何かやってくれそうです。きっと。
応援してますぜ。
宮藤官九郎
Kankuro Kudo
1970年7月19日生 O型
更新日:'20.7/25
















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